議論を通して伸ばす、
「伝える力」

経営学部 経営学科 
松本 拓也さん (浦和学院高等学校 出身)

このプロジェクトは?

LAプログラム

LAプログラムとは上級生がLA(Learning Assistant)として授業運営に関わり、下級生に対するリーダーシップとコミュニケーション力の育成?向上をめざすプログラムです。2020年度は株式会社エイチ?アイ?エス様にご協力いただき、Withコロナ?Afterコロナのビジネスプランについて企画?提案に取り組みました。

議論を交わして磨いた
コミュニケーション能力

LA授業風景

LA(Learning Assistant)プログラムでは、LAである上級生が下級生に対して授業サポートを行います。
LA学生は、スムーズに授業を進行できるよう綿密な打ち合わせをします。実際の授業では、チームに分かれて一つのテーマについて、熱い議論を交わし、より良いプレゼンテーションができるように上級生、下級生お互い切磋琢磨しながら取り組みます。 2020年度は大手旅行会社の株式会社エイチ?アイ?エス様にご協力いただき、Withコロナ、Afterコロナに仕掛けるべきビジネスプランの企画、提案にチャレンジしました。下級生がプランを出し、LAや教員、企業から数回に分けてフィードバックをもらいます。私は、LAとして下級生と関わるなかで、教えるだけで終わるのではなく、相手が理解できたのか、疑問点は解消されているのかを一人ひとりに確認しながら丁寧にフォローすることを心掛けました。さまざまなやりとりから、コミュニケーション能力を磨くことの重要性を学ぶとともに、「伝える」と「伝わる」の違いにも気づくことができました。

伝える力、聞く力を
活かし、社会貢献したい

LAプログラムでは下級生をサポートするだけでなく、後輩たちに学びや気づきを与える授業を展開しなければなりません。その面では、成長に対する責任を感じる重要な体験ができたと思っています。 将来は、このプログラムで身につけた知識や「伝える」スキルを活かして、日本の社会に貢献したいと考えています。私が下級生の立場で参加したとき、企業様にプレゼンテーションをする機会がありました。提案内容を企業の方に認めていただいたときは、大きな満足感と同時に自分のアイデアが社会に必要とされていることに喜びを感じました。この経験がきっかけとなり、経営コンサルタントとして企業を支える仕事に就きたいと思うようになりました。どの仕事でもさまざまな企画、提案をするためには、コミュニケーション能力が必要です。良い関係を構築するためには、一方通行ではなく、自分が何をしたいかを伝え、相手が何をしたいかを理解し把握する力も必要です。LAプログラムで培った力を活かして、社会貢献できる人材になっていきたいと思います。

あなたのキャンパスライフについて教えてください

淑徳に入ったきっかけと課外活動でがんばっていることは?

就活シミュレーション模擬面接の様子

充実した就活支援が魅力 淑徳大学に進学を決めた理由のひとつが、就職サポート体制が充実している点です。内定率はもちろん、卒業生に占める就職内定率がとても高いところに魅力を感じました。また授業の一環でインターンシップを体験できることも魅力的で、会社の仕組みを知ることにもつながりました。この経験は、アルバイトにも活かされており、お客様が何を求めているのかを考えながら働くことができています。

大学の先生や学生の雰囲気は?

積極的にアプローチしてくださる先生方 学生同士や先生と学生との距離が近く、いつでも話を聞いてもらえる環境が整っています。また、困ったことがあったとき、常に親身になって相談にのってくださる先生がたくさんいらっしゃいます。先生から積極的にアプローチをしてくださるので何でも話しやすく、少人数教育を大切にしている淑徳大学ならではの特徴だと感じています。

記事内容は2019年~2021年取材時のものです。