淑徳大学の社会福祉学科では、学校において子どもの支援をするスクールソーシャルワーカーの専門養成を行なっています。
ますます増員する必要性が叫ばれ、大学の養成が重要になっています。
6月末に千葉県のスクールソーシャルワーカー(SSWr)の方が本学で講義をして下さいました。
千葉県では、教育委員会で働くスクールソーシャルワーカーの方が7名いらっしゃいます。そのおひとりでいらっしゃる田中真紀さんです。
田中さんは、おひとりで成田市、佐倉市や銚子市、八街市、富里市等13市の小?中?高等学校250校を受け持っておられます。
この日は、淑徳大学でのスクールソーシャルワーク論の講義やスクールソーシャルワーカーの実習へ行くための準備の講義を実施して下さいました。
まだまだ教育現場で知られていないソーシャルワーカーの方のお話しは、大変貴重なお話しばかりでした。
知らないことばかりでどの学生も熱心に耳を傾けていました。
学校に通う子どもたちがどんな思いや生きづらさを持っているのか。
なぜ、教育現場にソーシャルワーカーが必要なのか、今の現場での実態を踏まえたお話しに大いに刺激を受けた講義でした。
受講学生の感想は、「将来の職業を考える上で参考になった」「社会福祉士の受験勉強の意義が理解できた」「ソーシャルワーカーがいかに教育現場で開拓的に仕事をしていかなければならないか理解できた」等々、様々な感想を寄せられています。
担当:社会福祉学科
スクールソーシャルワーク課程教員 米村美奈