淑徳大学は大巌寺という大きなお寺の隣にある緑の多い大学です。
春には写真のように桜がキャンパスを飾ります。
スクールバスの発着場から教室に向かう道はさながら京都の小路のようです。
大学1年生の科目では、心理学の基礎I/IIという授業を担当しています。
この授業は高校のクラスルームのような感じで、同じ授業が複数の担任で同時進行していて、20人くらいの学生さんが学籍番号順に割り振られています。
心理学の基本的な知識を身に着けると同時に、大学生に必要なスキル、プレゼンテーションの仕方やディベートの仕方(大学生になると自分の意見をしっかり伝えること、主張することがとても大切になります)、レジュメやパワーポイントの作り方、レポートの書き方などを学びます。
昨年、心理学の基礎I/IIでは1年生だけで合宿に行きました。
場所は、大学の近くの新浦安のホテルです。
合宿では、コラージュについて学び実際に作ってみました。
写真はコラージュを作っている風景です。みんな時間を忘れて取り組んでいました。
コラージュとは、白い画用紙に自分の好きな写真や文字を切り抜いて張り付けるという心理療法の1つです。
ただ写真を張り付けただけなのに、その人その人の個性が出てくるのが不思議です。
心理学科では、こうした心理療法や心理テストの体験もたくさんします。
それ以外には、クラス単位で運動会に参加したり、文化祭(龍沢祭りといいます)で、学んだことをポスターにして発表したりといろいろなイベントがあります。
学内施設の心理相談センターを見学したり、養護老人ホームを訪問したりもします。