福祉系大学経営者協議会復興支援委員会の第4次派遣は、8月20日(火)から24日(土)の間、福島県郡山市を拠点に実施されました。
参加者は、国際コミュニケーション学部人間環境学科の新保さん、森さん、岡田さん、友利さんの4名。引率は山口先生と総務部の金澤さんでした。
福島県社会福祉士会会長島野様の講義、激甚被災地訪問(いわき市、富岡町など)、2名のソーシャルワーカーへのインタビュー(あだたら育成園:渡邊氏、いわき福音協会法人本部藁谷氏)を行いました。
関西福祉科学大学、文京学院大学の学生との協同実施でした。
参加者のコメント
■(淑徳大学 2年 岡田彩香)
声プロジェクトを通して、初めて被災地を訪れました。だいぶ復興が進んでいるといっても見えない傷が沢山あるように感じました。そんな中、現地の人々の「頑張ろう」という気持ちが伝わってきて、私たちにはどんな支援が出来るのだろうと考えることが大切なんだと思いました。
初めて声プロジェクトに参加して戸惑った部分もあるが、支援者であり被災者でもあるSWさんの思いや、今なお復興に向けて歩み続けている人達の思いを少しでも感じることが出来たかなと思います。今回のことを通して自分にできることを探していきたいと思いました。また社会福祉士資格が取れるよう努力していこうと思います。
今回のプロジェクトで支援者も同時に被災者であり、ワーカーもジレンマを抱えながら支援をしているということを知りました。そして、もっとソーシャルワーカーの存在を知ってほしいと感じました。これからは福祉に携わる者として深く学び、多くの人へこのソーシャルワーカーの声を伝えていきたいと思います。
今回のプロジェクトを通して繋がり、ネットワークの大切さなどを改めて知ることができました。また、被災者の方と直接お話したことによって被災者の本音を聴くことができました。被災から2年経ったなか、これから私たちはどのように寄り添い、支援していくのかが課題になっているのかと思いました。