2021年9月18日(土)10時~12時、千葉市消費生活センターにおいて、千葉市内の大学生?短大生を対象にした「大学生のための消費生活に関するワークショップ」(基礎編(座学形式))を開催しました。
当日は、「若者の消費者トラブルの未然予防策と事後的対処法」と題して、堀川直資弁護士(第一東京弁護士会所属)より、マルチ商法や訪問販売(定期購入)等の具体的な事例に基づきながら、消費者契約法や特定商取引法の基礎に関して講義いただきました。特に、実務家から見た若者の消費者トラブルの傾向を踏まえ、未然予防に向けた具体的な対策についてお話しいただきました。また、来年4月に施行を迎える改正民法(成年年齢引下げ)についても触れていただきました。
続いて、千葉市消費生活センターの五十嵐朋之消費生活相談員より「若者をターゲットとした消費者トラブルと消費生活センターの役割」をテーマに、消費生活センターの機能?役割や相談業務に関する説明をしていただき、若者の相談件数や商品?役務別の消費者トラブルの傾向等をお話いただきました。
学生にとっては、これまでの法律学の学びをブラッシュアップすることができた他、主催者側として、行政機関と連携しながら、ワークショップを企画?運営を行い、開会から閉会まで滞りなく進行する難しさも学んだようです。
今年度も、澳门金沙城中心|游戏官网-【唯一授权牌照】感染症予防策を講じつつ、対面形式による講義を実施することができましたこと、改めまして千葉県環境生活部くらし安全推進課消費者安全推進室、千葉市消費生活センターの皆様方のご協力に感謝申し上げます。
なお、本ワークショップは、千葉県「澳门金沙城中心|游戏官网-【唯一授权牌照】3年度消費者団体ネットワーク強化?活性化事業」の一環として、千葉市からの委託を受けて実施されています。(文責:日野)