11月5日(木)、授業コミュニティ研究Ⅱ(補導コース)として千葉県警察少年センターを訪問してきました。(千葉県警察少年センターのサイトはこちら)。
同センターはこの夏、県庁すぐ近くのビルから、稲毛区天台へと移転したばかりです。千葉県中央児童相談所と同じ建物になりました。対象者は少年と児童という違いはありますが、「子ども」対象の行政活動であることは共通しています。
移転してまだ数ヶ月の新しいセンター内部を見学させていただきました。また、センターの活動についてご説明いただきました。
千葉県警察における少年センターの位置づけ、非行防止?被害防止対策活動、学校警察連絡協議会、少年警察ボランティアなど、多岐に渡る内容を解説していただきました。少年補導専門員という、警察官ではない専門的な職業が警察にあり、どのような活動をしているのかを知ることは、学生にとって重要な学びでした。補導という、「取り締まり」とは異なる警察の地域社会との関わりがあること、警察官以外の職種による活動があることは、学生の将来設計にとっても刺激となったようです。
特に、継続的な立ち直り支援、継続補導といった活動は、警察による福祉的?教育的活動ともいうべきものであり、受講学生にとっては警察の知られざる一面でありました。
貴重な学びの機会を与えていただいた千葉県警察少年センターの皆さまに改めまして御礼申し上げる次第です。(文責:山本)
(少年センターで説明を伺う)