11月1日(金曜日)にコミュニティ研究ⅢAクラス及びEクラスの合同で幕張新都心にある幕張ベイパークを見学しました。
現地見学にあたって千葉市及び街の開発を担っている三井不動産レジデンシャルの方からそれぞれ説明を受けました。説明では、「職?住?学?遊」(千葉市)、「資産価値から生活価値へ」(三井不動産レジデンシャル)を掲げた街開発をしており、従来見られた一斉発売一斉入居型の団地開発ではなく、多世代が混住する街づくり、住民と商店等が一体となった住民?店舗自身によるコミュニティづくりを行っているとのお話を聞きました。
説明後は実際に地域内を見学し、コミュニティスペースや各種施設の内部を見せていただいただけでなく、店舗?コワーキングスペースの代表の方から意見を伺うことができました。店舗の方からは、コミュニティ形成の一端として、人が集う店舗づくりを目指していること、また、店舗代表が変わっていくことからどのように引き継ぎを行っていくかが課題だとのお話を伺いました。また、コワーキングスペースの代表の方からは、コミュニティの形成が地域の人々の能動的な動きから始まることが多い一方で、大型マンション等が建設された場合はこういった住民による能動的な動きが期待できないことから幕張ベイパークでは1つのきっかけとしてコワーキングスペースを軸としたコミュニティ形成も行っているとのお話を伺いました。まさに今コミュニティを形成している最中の現場を学ぶことができ、学生は多くの知見を得られたようです。(文責:村上)