12月21日(土)、第4回大学生のための消費生活研修会(第2回応用研修会)が千葉市消費生活センターにて開催されました。
当日は、独立行政法人国民生活センター紛争解決委員会事務局の渡邊優一さんから「国センADR事案から見た若者の消費者被害」をテーマにして消費者問題の発生原因から裁判外紛争解決(ADR)手続の実際に至るまで幅広くお話をいただきました。
特に、20代の若者の消費者紛争事例を用いつつ、実際のADR手続の流れについてご説明いただきました。民事裁判のハードルや消費者紛争の特殊性等を踏まえつつ、法律に基づいたADR手続制度について深く学ぶことができたといえます。
今回が「大学生のための消費生活研修会」(千葉県「平成31年度消費者団体ネットワーク強化?活性化事業」の一環として、千葉市より受託)の最終回ということで、全4回の受講者に対して「修了証」が授与されました。
10月から12月までの計4回の本研修会の企画?運営等について、主としてケーススタディの学生が行いました。実際の講義を聴講し消費者法の学びを深めるとともに、行政機関における各種研修のサブとロジの一部を体験できたようです。(文責:日野)