コミュニティ研究Ⅱ「市役所コース」(担当:芹澤教授、矢尾板教授、青柳准教授)では、9月6日(金)に千葉市若葉区野呂町にある寛容宿所「松竹梅」を訪問しました。「松竹梅」は古民家を利用した民泊施設であり、当日は、管理者である山﨑譲二氏からこの施設を始めた理由や利用状況、困難だったことや工夫したことなどについてお話をいただき、質疑応答も大変活発に行われました。
また、当日は、「松竹梅」から最初の種が発見された「千葉在来」蕎麦を栽培している農家を訪問するほか、お昼には「轟そばの会」にご協力いただき、そば打ち体験を行いました。学生たちは今回の訪問をとおして、地域を活性化するには住民が主体となり、行政がそれを支援する形で取り組んでいくことが重要であり、公務員には住民の意見を聴き、支援に必要とあれば他者に繋ぎ調整するといった力が必要なことを、具体例をもって理解することができました。(文責:青柳)