第2回 課外研修は、5月23日(木) 「京成ホテル ミラマーレ」で実施しました。参加者は、13名です。
京成ホテルミラマーレのミラマーレは、イタリア語でミラ=望む、マーレ=海の造語であり、バラの品種でもあります。
ホテルの上層階から、千葉市を見渡すことができ、スカイツリーや富士山も見えるそうです。
まずは、室内を案内していただきました。
「スイートルーム(Suite room) 」
スイートルームは、1フロアに5室のみ設けられており、とても落ち着いた空間でした。
稼働率は高く、お客様が年間を通じてスイートルームに宿泊されます。
「バリアフリールーム」
京成ホテルミラマーレは、バリアフリーのお部屋を備えており、バリアフリー化功労者表彰
内閣総理大臣賞を受賞しています。
2センチの段差をなくすことが、非常に大変だったとのご苦労を伺いました。
次に、宴会場を見せていただきました。
大宴会場は、四つに仕切って使用することも可能です。
そして、ホテルマンとして48年間も従事されていた、エグゼクティブアドバイザーの鈴木様にお話しを伺いました。
<ホテルマンの資質として必要なこと>
① 「健康」 =元気、明るさ、笑顔を持っていること
② 「チームワーク」=ホテルは24H365日休みがないため、引き継ぎなどをきちんとし、チームワークができること
③ 「清潔感」=身だしなみ、髪の毛などを整えて、お客様に気持ち良く接すること
また、ホテルマンは、以下の三つに徹することが大切であるそうです。
?お客様に「NO」は言わないこと。お客様の要求に対してどれだけ努力したかが重要である。
?「見ざる、言わざる、聞かざる」に徹し、お客様のプライベートを守るため、秘匿を順守する。
?お客様の「顔」と「名前」を覚え、お食事の好みなどを覚えること。
その他にも、鈴木様のホテルに就職した経緯など、ホテルでの出来事、個人的なエピソードなども語っていただきました。
学生は、とても興味深い表情で鈴木様の話に聞き入っていました。
今回、ホテルマンを志望する学生もおり、ホテル業界について、ホテルで働くとは、ホテルマンに必要な資質などを学ぶことができ、
学生自身のホテルへの関心が更に高まったようです。
最後に、就職をする学生に向けて、含蓄のあるアドバイスをいただきました。
「自分で就いた職業を好きになること」、自分の志望する企業に就職することができなかったとしても、
好きこそものの上手なれ、自分の仕事を愛し、気持ちよく仕事をすることが大切である。