こんにちは。
総合キャリア支援室 岡田裕子です
先日、今春卒業の中国人留学生が突然来室しました。
とてもあわてている様子です。
就職活動中のまま卒業し、まだ内定が出ていない、
留学VISAが7月末に切れてしまうので、
何とか在留のためのVISAを延長したいとの内容でした。
まず、卒業してからの状況をヒアリングし、
次の日の朝一番に東京入国管理局埼玉出張所に
特定活動VISAの申請手続きに行くことにしました。
外国人留学生は、在学中留学VISAによって
日本での在留が認められています。
卒業後、日本で就職する企業が決まっている方は
企業が就労VISA申請書類を準備してくれますが、
就職先が決まっていない方は、
特定活動VISA(就職活動用)が6ヶ月認められます。
一回のみ更新が可能ですので、
最長一年間、日本での就職活動が可能になります。
ただ就職活動に熱心ではなく、日本に滞在したいだけ、
では就活のための特定活動VISAの申請は出来ません。
今回の卒業生は、熱心に就職活動し、
キャリアカウンセラーの面談も定期的に受けていましたので、
面談記録など就職活動のエビデンスとなる資料を準備することが出来ました。
こちらも大急ぎ資料を作成し、大学の推薦状とともに入国管理局に申請しました。
ハローワークに足繁く通っていましたので、VISAの確認をうっかりしてしまったようです。
外国人雇用サービスセンターにも毎日通って、
なるべく早く内定を獲得できるようがんばることになりました。
卒業してしまうと、異国で自分の居場所や相談する場所を探すのは大変です。
困ったら、是非母校をを思い出して来室してくださいね