みなさんこんにちは
総合キャリア支援室の田熊です
9月も終わりを迎え シャツだけで過ごせたあの暑い時期は過ぎ去り
気温の低下と共にジャケットの生地感も厚手の物へと徐々に変化しつつあります
「クールビズ」という言葉がもはや懐かしい響きとなってしまいました
今回のブログは「覚悟」がテーマ
卒業後の就職を決定するため頑張って活動を続けている学生
一方で、既に内定を獲得しているが、なおも活動を継続している学生も多く見受けられます
例年にも増して、内定獲得後も就活を継続する学生が増えているのが今年の傾向です
学生が学業に専念するための環境を整えることを目的とし就活の解禁時期を
「大学3年生の12月」から「大学3年生の3月」へと3カ月遅らせることを経団連が発表
この就活スケジュールの変更が、就活長期化の大きな原因として挙げられます
良い人材を確保することを目的に早めに選考を開始する動きが活発化している企業側と、
8月より本格的にスタートする企業の選考を受けるため、
すでに何社もの企業からの内定を留保したまま就活を継続する傾向が強くなっている学生側とで
2015年の就職戦線は大きく揺らいでいます
結果的に8月までに内定を獲得した学生の内定率が、今年8月1日時点で64.4%に
学業に専念させる目的であったにも関わらず、大学3年生の夏休みを利用し、
企業がインターンシップなどを積極的に取り入れるなどの動きもあり、
より就活に時間を取られてしまう学生
新たな就活スケジュールに学生も、企業も、大学も振り回されてしまっている状況が続いています
更には、混乱する状況の中で
「本当にこの会社に決めてしまって良いのか?」
「まだ自分に合った仕事があるのではないか?」
と、決めきれない学生が多いようです
特に多いと感じたのが
『まわりの友達がまだ就活を続けているから、とりあえず引き続き活動していく』という声
大学を卒業して社会人となれば、
どんなに仲の良い友達であろうと別々の人生を歩んでいかなければなりません
ましてや同じ会社へ入社するなどということはないのです
自身の卒業後の進路を決めるのが就職活動
就活で大変なのは内定を獲得することであると考えられていますが、
それと同等に将来に向けての進路を決定する、『覚悟を決める』ことも
学生にとっては大きなハードルなのかもしませんね
もしそのようなハードルが目の前に現れたとしたら、
まずは自分の気持ちと向き合い、自問自答し、 時間をかけじっくりと考えてみて下さい
どうしても迷ってしまったら、総合キャリア支援室へ相談にいらしてくださいね
キャリアカウンセラーがいつでもみなさんの相談に乗ります
将来の自分について一緒に考えていきましょう