こんにちは。
総合キャリア支援室の荒木です
日に日に暑さが増してきました。
突然の雷雨にあうことも少なくありませんので、外出の際には傘の携帯も忘れないでくださいね
本日のテーマは「相手の立場になって考える」です。
実は、この相手の立場になって物事を考えられる姿勢は、 社会人としての基本であるとともに 就職活動をするうえでも欠かせない課題となります。
たとえば企業に応募する際の志望動機に時折見られる
「給料や休日日数が多いから」
「社員のことを第一に考えてくれる企業みたいだから」
「研修制度が充実していて、入社してからも楽しそうだから」
など。
確かに企業に応募する際、待遇面での充実や職場環境は 長く働いていく上でも、みなさんにとって一番気になる点かもしれません
けれどもそれは言ってみれば「自己都合」のようなもの。
自分にとってどれだけ都合が良いか、どれだけ働きやすいかという視点です。
社会人としての考え方はそこからが大切です。
企業が提供してくれる待遇や働きやすい職場環境を最大限に活かして
自分にはいったい何ができるのか?
どんな貢献ができるのか?
その企業の立場になったら、社員である自分にどんな働き方をしてほしいと思うだろう?
その企業の中で、自分はどんな役割や責任を果たせるだろう?
それは具体的にはどんな仕事の仕方になるのか?
どんなことを目標にどんなことを心がけてどんな風に成果を上げていけそうか?
相手の立場になって考えると、このように志望動機も変わっていくはずです。
社員のことを大切に考えてくれる企業だからこそ、 社員である自分は、その分お客様の立場になって職務を果たし、その結果として企業に貢献したいなど、企業の一員としての働き方や社会人としての関わり方に目を向けられるようになるのではないでしょうか
社会はひととひととの関わりで成り立っています。
自分だけの独りよがりな世界は通用しません。
就職活動は、この社会人としての常識に気付き、身につけていく絶好の機会でもあります。
また、たとえば挨拶や身だしなみでも、 相手の立場になって、相手が不快な気持ちにならないように 相手にとって心地よい笑顔や応対をする基本姿勢から生まれたものです。
相手より先にこちらから、聞こえるようにはっきりとさわやかな挨拶をすることは第一歩。
第一印象は初対面から3~5秒のあいだに決まってしまうという統計結果もありますね
相手に好印象で迎えてもらえた結果は必ず自分に返ってきます。
コミュニケーションもまったく同じ。
相手の立場になって理解してもらえるように伝えることができれば面接もクリアできます。
面接官の立場になって、理解していただきやすいように自分の意欲を伝えることが何よりも大切です。
ひととひととの関わりの中での自分相手との関係性を大切にしてこそ、自分の立場や居場所もできていくのです
それが社会人としての基本ルールです。
就職活動をしながら社会人へのステップを踏んでいきましょう
私たち総合キャリア支援室のスタッフも みなさんのステップアップをお手伝いします。