臨時閉室のお知らせ
? 臨時閉室日 1月18日(金) 終日 ?
※センター試験準備日のため、1月18日~20日は学生は入構できません。
履歴書用紙、証明書類が必要な人は予め用意しておいてください。
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こんにちは。
総合キャリア支援室岡田です
1月11日(金)福祉向け就職ガイダンスを実施しました。
講師は、埼玉県社会福祉協議会福祉人材センターのキャリア支援専門員児玉直紀様です。
主に福祉コースの3年生対象ですが、2年生も5名参加してくれました。
福祉人材センターは、福祉の分野に特化した公共の無料職業紹介機関です。
福祉版ハローワークといったところでしょうか。
各種セミナーや合同面接会、職業紹介を行っています。
学生の利用が増え、現在の登録者数の半数近くを占めています。
人材センターは各県単位にあり、例えば
東京での就職を希望する場合には、飯田橋にある「東京都福祉人材センター」が、
神奈川県ですと「かながわ福祉人材センター」がサポートしていますので、
問い合わせをしてみてください。
次に、現在の福祉分野の求人?求職状況について説明がありました。
福祉分野の求人は、
施設介護?ホームヘルパー職は全体の約60%、続いて指導員?ケアマネージャーなどの相談職は約20%。
また、対象者別では、高齢者76%、障害者14%、児童5%とのこと。
ということは、高齢者の介護職が大部分を占めますので、必ずしも希望と合致しないかもしれません。
自身の希望に固執しすぎず視野を広げるには、
「たとえば中長期的に介護や支援のスキルをあげてから児童養護施設を目指す、など考え方はいろいろあるよ」
とのことでした。
最近の有効求人倍率
【 一人当たりの求人件数 】は なんと4倍前後をキープ!
現在の一般有効求人倍率が0.8倍。かなり人手不足の業界だということで、求人は潤沢にあります。
また、ここ数年待遇改善が著しく、賞与を含めた年収ベースの給与が、
産業別の給与水準の中では上のランクとなっています。
業界研究のポイントとして特に強調されていたのが、
自分自身の目でしっかり情報を確認することの大切さです。
ホームページや就職サイトは、宣伝材料でしかありません。
参考資料として、情報を得る分には有用ですが、そこに載っていない情報を
是非見学や実習、面接などで見極め、判断材料にして欲しいと思います。
福祉業界は従来4年生春から採用活動が活発でしたが、昨今経営母体の民間企業比率が50%をこえ、
一般企業並みに3年生12月から採用活動を行う企業が増えてきたそうです。
とはいえ、社会福祉法人や医療福祉法人の採用は比較的遅めなので、あせる必要はないとのことです。
求める人材像については、
何より協調性とコミュニケーション能力とのこと。
しっかり意思疎通が出来、相手がしてもらいたいことを把握できる能力が必要です。
話し上手より聞き上手のほうが向いています。
一番大事なことは 「あいさつ!」
コミュニケーションの基本である挨拶はいつも意識してください。
また、面接時の重要なポイントも教えていただきました。
「何か質問はありますか?」と言われたら、必ず何か質問をすることです。
たとえば、
「○○さん(面接官)がこの業界に入って一番びっくりされたことは何ですか?」のような
先輩の経験談を問うような質問なら喜んで答えてくれそうですよね。
「福祉の仕事は究極のサービス業!」とのお言葉がとても印象的でした。
スキルを磨き、努力を惜しまず資格も着実に取っていけば、仕事のクオリティはどんどん上がっていく
とても魅力的な業界です。
今回参加を逃してしまった方も、福祉に少しでも興味のある方はお知らせください。
社会福祉センターの求職登録用紙をキャリア支援室に準備していますので、申し出て下さい。