こんにちは。
総合キャリア支援室 松岡です
先週9/26,27の2日間、
就職希望の3年生を対象に「適性検査」を実施しました
就職を考えるとき、
自分には何ができて、何をやりたいのか?
しっかり自己分析することがとても大切です。
でも何から考えていいのかわからない。。。
それも本音。
そこで、自己分析の手がかりになるよう、
EQ(心の知能指数)をはかることができる検査を実施しました。。
EQは「考える(思考)」と「感じる(感情)」の二つの知性をさします。
思考と感情は関連しています。
そしてそれは行動にもつながっていきます。
悲しいときは暗いことばっかり考えて、行動も鈍くなりますし、
また、うれしいときはポジティブに考えて、行動力もアップしますよね。
感情や思考のクセを知ることで、自分の強みや延ばす必要があることを認識できます。
感情や思考のクセは、先天的(生まれつき)な要因は少なくて、
日ごろの行動パターンや生活、学習の中で強くなったり、弱くなったりするものです。
この検査では「自己」「他者」「状況」という3つの側面から意味を考えています。
「自己」
『自己対応』
自分の心の働きを知り、感情に対応した行動ができるかどうかをみています。
人間関係を維持するためには自分の感情をコントロールすることも大切です。
自分が怒っているのか、悲しいのか、残念な気持ちなのかうれしいのか。。。
感情の動きをちゃんと自覚して周りに当り散らしたりしないように行動できる人は自己対応能力が高いといえます。
「他者」
『対人対応』
他者の感情を受け取ったり、共感したりすることができるかどうかをみています。
人間関係を良好に継続するためには、自分の感情だけで行動するのではなく、
他人の感情にも目を向けて、心配りをすることも大切です。
学生のうちは自分のことが中心ですし、家族?友人?バイト先の人など、
比較的限られた人間関係です。
しかし、社会人になると会社の人、取引先の人、お客様等、
様々な立場の人との関係性が生まれます。
対人関係が必要な職種では、得点が高いことが望まれます。
「状況」
『状況対応』
人間関係だけでなく、状況の変化に応じて自分を対応させていけるかどうかをみています。
ただ人付き合いがいいだけでは、社会人としては不足している部分があります。
状況を見て、実施すべきことを判断したり、行動したり、
方向性を変化させたりすることも必要です。
その場その場に即した行動ができることが望まれます。
今回の検査で低く出た項目があったからといって悲観的になる必要はありません
思考や感情、行動のクセを直していくことで、自分を成長させていくことができます。
また、今回の検査結果で細かく記載されたたくさんの項目の中から
特に得点が高かった項目を自分の強みと考えることができます。
就活を前に、自分の強みとそれに伴うエピソードを考えて自己分析を深めていきましょう
さらには、強みから職業を考えるアプローチにも挑戦してみてください。
結果を持って総合キャリア支援室のキャリアカウンセラーへ相談に来てもらえれば、もちろんお手伝いしますよ
今回受けることができなかった人は、
また別途日程をとることも考えていますので、
そのときにはぜひ参加してくださいね