こんにちは。
総合キャリア支援室 権田です
4月も3週間が過ぎましたね。
キャンパスは、新学期始めののフワフワ感の漂う感じから、
少し落ち着いてきたように思います。
3月に卒業した卒業生も、
職場に通うことに少し慣れてきた頃かな???と、思いを馳せたりしています
<総合キャリア支援室の様子>
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この3週間という短い間にも、何人かの3月卒業生が来室しました。
来室した理由で一番多いのは???
『仕事や会社に不満がある』
というもの。
例えば、
?(今やっている仕事に)興味が持てない
?(始めて数日で)残業が数時間あった
?(始めて数日で)疲れる
???え
「それ、普通じゃない!?」
「まだ始めたばかりでしょう!?」
「それで何を言い出すの!?」
と思わず言いたくなってしまうのですが、
本人たちはいたって真面目だったりして、、、
在学中にスタッフとのつながりが出来ているので、
こういった相談も、ある意味気軽に?、一番最初に駆け込んできてくれるのでしょう。
それは嬉しいことでもあるのですが(相談に乗れるので)、
それにしても、なかなか根深い問題のようにも感じます。
例えば、
?学生時代のアルバイトでは社員の方にも認めらていて、「やれてる感」を持てていた
?子供のころから大学までは、そんなに自分の無力感、負け感をあまり感じずに来た
?これまで好きなことだけしてきたし、仕事だって自分の好きなことをするものと思っている
こんな状況の人が多いようです。
これらがすべて間違っているのではありません。
でも、いままでのことは、あくまで学生としてやってきたこと。
あるいは学生だから、許されてきたこと。
もし、今もこんなプライドや価値観にしがみついていたら???
そして、自分が社会人してはまだ「よちよち歩きの赤ん坊」だということを受け入れられなければ???
それは、辛いことでしょう。
社会で、自分で稼いで生きるという現実は、やっぱり甘くないですね。
22年間分のプライドや理想なんて、時には木っ端微塵になってしまうかも
でもそれは、ひどい仕打ちでも、自分がダメだということでもなく、
これからいよいよ、「本当に自立した大人」になるために、とっても大切な通過儀礼なのかもしれません。
今、目の前のことが、辛くても???
全てをそこで決めないで、
ここでどうすることが、自分の未来を広げていくのか?
そこを考えていけたらいいですね。
自分でどうしようもないほど悩んでしまう時には、
また私たちのところへ戻ってきてくださいね。
時にはお説教もするかもしれないけれど(笑)、
でも、一緒に考えましょう
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ちなみに、
毎年、日本生産性本部から発表されている「今年の新入社員は○○型」。
今年度は???
だそうです
ネーミングに込められているメッセージは、
「これからの人生においても自然災害をはじめ「想定外」の事態に直面することもあろうが、その困難を乗り越えていくことが大いに期待される。
今のところは未知数だが、先輩の胸を借りる(接木)などしながらその個性や能力(種子や穂) を育てて行けば、やがてはどんな部署でもやっていける(移植)だろうし、他の仲間とつながって大きく育っていく(松原)だろう。」
とのことです。
卒業生の皆さんにも、ぜひそうなってもらいたい??!と願っています
フレー フレー
淑徳の卒業生