3年生を対象とした教員採用試験対策講座が9月19日にスタートしました。
その後、時間割上に講座を位置付け、1次試験対策に取り組んできました。
例年、この時期には合宿を行い、2次試験対策である個人面接、集団討論、場面指導等に取り組んできました。
しかし、今年は澳门金沙城中心|游戏官网-【唯一授权牌照】感染拡大のため、合宿に代わる集中講義を、3月4日(木)?5日(金)の二日間にわたり行いました。
主な内容は次の通りです。
【第1日目(3月4日)】
(1) 教員を目指すにあたって
(2) 採用試験の傾向と対策
(3) 個人面接の受け方
(4) 集団討論の進め方
【第2日目(3月5日)】
(1) 論文の書き方
(2) 場面指導の進め方
(3) 教採合格に向けた黄金則
(4) 集中講座の振り返りと今後の計画
学部長の加藤先生からは、これまで実習でお世話になった小学校や子どもたちへの恩返しが、
教員採用試験に合格することであるということの他、ここで一段ギアを上げることの重要性等についてお話がありました。
今年度から学部長の山田先生からは、「教員を目指すにあたって」と題して、
全ての子供たちの可能性を引き出す「個別最適な学び」と「協働的な学び」の実現についての講義がありました。
これは、教員採用試験(小学校)の傾向と対策についての講義風景です。
各自治体の倍率や全体的な傾向、学生が受験する自治体別の傾向について解説がありました。
これは、個人面接の練習の様子です。
個人面接は、2次試験で課せられるものですが、1次試験の対策と並行して2次試験の対策にも取り組みます。
2次試験では、個人面接の他、集団討論にも多くの自治体で取り組みます。
はじめに、集団討論の評価の観点や、どのように意見を述べるかなど、そのポイントについての講義がありました。
その後、演習として、グループに分かれて討論を体験しました。
これは論文指導の様子です。本年度「教員採用試験淑徳論文スタンダード」を開発しました。
これをマスターすることにより、どのような論文題にも対応できるようになります。
この後、場面指導についての講義がありましたが、様々な場面を想定し、
学校現場で起こり得る様々な場面に対応するための方策を学びました。
淑徳大学教育学部教員?保育士養成支援センターの内田先生が作成したオリジナルテキストです。
個人面接、集団討論、場面指導等のノウハウが詰まっています。
最後に、この2日間の振り返りと今後の計画を立て、集中講義の締めくくりとしました。
【学生の感想】
2日間の集中講座を通して、自分自身の課題を見つけることができました。私自身の課題は、目線を面接官に向けることでした。また、私自身がどんな教員になりたいのかという、核となる答えを明確にすることも課題です。同じ目標を持った仲間、手厚く指導してくださる先生方とともに、教員採用試験に合格したい!と強く思うきっかけとなった2日間でした。
2日間の集中講義を通して、私自身の今後の勉強課題を見つけるきっかけとなり、充実した時間となりました。今までは、2次試験に繋がる勉強は問題集でしかやってこなかったため、今回の講義では面接の基礎や論文の書き方など、実践練習を取り入れた練習ができて良かったです。