11月に入って、1年生は、将来に向けて少し実践的あるいは専門的な内容も学ぶ機会が出てきます。
キャリアデザインの授業では、初等教育コースは県政出前講座の制度を利用させていただき、埼玉県の教育委員会の皆様にお話をしていただく機会を設けています。
一方、幼児教育コースでは、パネルシアターを演じる体験学習が始まります。
今回は、そのパネルシアターの体験学習の様子について紹介します。
このプログラムの初回には、パネルシアターの考案者である古宇田亮順先生をお招きして、創始者自ら演じていただいています。
リズムよく歌に合わせてパネルを見せて演じておられる様子に、見ている学生はすっかり引き込まれてしまいます。
後半ではブラックパネルシアターも見せていただき、普段見ているものとはまた違った、古宇田先生の演じられるパネルの雰囲気を、たっぷりと感じることのできる、贅沢な時間となりました。
学生の感想には、
「観客に問いかけたり、手拍子をしてもらうことで雰囲気が一体化するのがとても楽しく、感動しました。」
「演じている本人が、楽しんで取り組んでいたら、見ている人はもっと楽しくなるのだと思いました。」
というものや、
「演じる側の工夫で同じものでも全然違ったように見えるので、やる側もとても面白いと感じました。」
「子どもだけじゃなくて大人でも楽しめるものだし、全く同じパネルシアターはないのだと感じました。あっという間の90分でした!」
などと、感動したり、気づきがあった、ということを表現したものが多数ありました。
次回からは、学生が演目を決めて練習を行い、月末には発表の時間を設けています。
1年生がどんなパネルを演じるのか、今から楽しみです。