平成27年11月6日(金)3限
小さな子どもに接する機会の多い幼稚園教諭、保育士、小学校教諭を目指す2年生が、AEDの使用方法を含む、救急蘇生法の指針「JRC(日本語版)ガイドライン2010(市民用)」の内容をより理解し、そして、子どもに最適化した心肺蘇生法やAEDの使用方法の手順について実習を通して学んだ。
<学生の感想>
〇救命救急の講習を受けていると自分の知らない事が多いと感じた。ADEを使った練習を行うまで一度もAEDに触れる機会は無かった。ADEの使い方もパットを先に貼ってから使うといった事など、今回の講習で確認出来たのはとても良い機会だった。
講師の方も自分たちの些細な質問にも丁寧に答えてくださり、一つ一つポイントを確認しながら講習を受ける事ができた。いざという時に、勇気を持って慌てずに行動できたらと思う。(S.M)
〇私は高校生の時に一応身につけておいたほうが良いと思い、救命救急技能の資格を取ったが、資格をとったものの曖昧になってしまっていた部分があった。
しかし、今回の講習で、高校生の時に学んだことと、今回の授業で学んだこととがしっかりと重なり、理解が深まった。救命の時に一番必要なのは、知識よりも行動力とその勇気だと私は思う。
心肺蘇生とAEDのやり方さえ知っていれば、未来の可能性が無限大な人々を助けられると思うと、私はまず、もっとたくさんの人に心肺蘇生とAEDの重要性を伝えていこうと思った。
また私は、将来教員になった時、児童の命は担任が、責任を持って守る。もしこのような事態が起きてしまったら、私は冷静に状況を判断し行動に移して、救急隊に引き継ぐまでの間の1分足りとも気を抜かずに命を助けることに集中することを誓う。(N.K)