観光経営研究ホテルコースでは、前期は「With コロナ時代のホテルプロモーション戦略」を研究テーマとして、
ホテル各社のSOEP(Social media, Owned media, Earned media, Paid media)戦略の実践について研究を行いました。
全面遠隔授業という制約のなか、ホテルの第一線で活躍されるマーケティング担当者様にもリモートでお話を伺いながら、
ニューノーマル時代の広告宣伝について学びを深めました。
後期は、前期に得たプロモーション戦略の知識を活用して、
観光庁による「誘客多角化等のための滞在コンテンツ造成実証事業」として採択された「秘境秋山郷 マタギ文化発信地化計画事業」のメインとなる
「マタギ養成講座モニターツアー」の参加者募集広告に取り組みました。
受講生は、ヤング層、ミドル層、シニア層という各ターゲット別のチームに分かれ、
それぞれのペルソナを考案し、ターゲットに向けたフライヤーを制作しました。
プロのデザイナーのアドバイスも受けながら、フライヤーを完成させ、それをもとにInstagram, Twitter, Facebookに有料広告を展開しました。
有料広告によって得たリーチ数、インプレッション数、クリック数などをもとに効果測定を行い、その成果をプレゼンテーションしました。
受講生の感想(観光経営学科3年生 寺西真輝さん)
フライヤー作成においては、初めてペルソナマーケティングを体験して、どんな人かを予想して案を作り出すということに難しさを感じました。
特にどうやったら考えたプランにその人が食いついてくれるのかを考えてチラシの色や写真を選ぶのは大変でした。
しかし、ペルソナ設定を行ったうえで実際に有料広告を出して効果を見るという体験はかなり貴重なものになったと考えます。
実際に責任のある立場としてこの計画の一部である宣伝?広告に関われてよかったです。
自分たちが関わったツアーがうまく運営されて成功しているのを見て感動しました。