今年度の岩村ゼミの活動の一つとして、西武秩父線「芦ヶ久保」駅の近くにある
「あしがくぼ果樹公園村」の歴史を聞き取りしています。
今回は、長年果樹公園組合の組合長をしておられた琴平農園の赤岩時夫さんにお話しをお聞きしました。
(坂を登ったところにある観光果樹園の琴平農園にて)
1970年に西武秩父線の開業とともに始まった観光農園村は、当初多くの観光客が訪れ、
一日分のもぎ取り用の果物が、わずか数時間で完売してしまう状況だったようです。
(琴平農園イチゴハウスの前にて)
その後、2004年に、ふもとに「道の駅」ができ、道の駅でフルーツを買っていくようになったため
観光客の来園を減らす大きな要因となったとお話しがありました。
農家にとっては貴重な販売先ですが、観光農園には、減益要因ともなり得るということを学びました。
(横瀬町の寺坂棚田にて)