経営学部は、「短期海外研修」現地学習を2月末からの4泊5日、シンガポールにて実施しました。
(経営学科は2/26~3/2,観光経営学科は2/27~3/3)
この科目は実践科目群の1つであり、2年生後期のみ履修できます。
今年度は、経営学科17人、観光経営学科23人、計40人が現地学習に参加しました。
現地では、JETROシンガポール事務所からシンガポールの経済事情等、JTBアジア?パシフィックからJTBの世界戦略等のレクチャーを受けたほか、キッコーマンの現地工場や2つのIR(統合リゾート)を視察しました。
学科別には、経営学科はマレーシアで住宅事業を展開している大和ハウスの現地法人社長に、学生たちの考えた同社のSWOT分析をプレゼンテーションし、現状分析を踏まえた提案のポイントについてアドバイスをいただきました。
シンガポールに隣接するイスカンダル計画(マレーシア)の設計について説明と共にレクチャーいただきました。
学生達は準備してきたSWOT分析を発表し,現地で議論をしました。
観光経営学科は、伝統的建造物の観光活用事例として、チャイムス(旧修道院→イベント会場&複数飲食店の複合施設)、
フラトンホテル(旧郵便局→ホテル)、ナショナル?ギャラリー(旧裁判所?市庁舎→美術館)を視察しました。
ナショナル?ギャラリーには、1965年に当時の首相リー?クアン?ユーが独立宣言を行った部屋が残されており、そこを訪れて
シンガポールの歴史を振り返りました。
ナショナル?ギャラリー シティ?ホール?ウィング(旧市庁舎棟)に残されているシンガポール独立宣言の行われた部屋
ナショナル?ギャラリー外観
4泊5日という短期間ではありましたが、自由視察時間は、最終レポート執筆に向けた情報収集のため、学生たちがシンガポールの魅力を自ら発見することに努めました。