2016年度,経営学科で開講している企業経営研究Ⅱでは様々な実践学習を展開しています。
その中で本日は広告コースを紹介します。
広告コースは,広告の人の心を掴む要素について考えるコースです。
広告の理論的な学習を実施する前に,街角にある特徴を持った広告について学生15人で調査をしてきました。
今回調査に行った場所は表参道。
現在,表参道界隈では日本人だけでなく,様々な国の人々が観光に訪れます。
そのため,日本人以外をターゲットにした特徴のある広告が沢山溢れた街の一つなのです。
実際に集めた特徴のある広告の中からいくつか紹介しましょう。
例えばベンチの背もたれが,立体的な広告になっていたり
ポップコーンでできた洋服のあるお店や
車をそのまま広告にして,店先にドカンと置いてしまう広告
また敢えて文字ばっかりの広告などもありました。
バスの窓がすべてディスプレイになって,走ることで宣伝をする広告もありました。
そして教室に戻ってから,これらの広告の目的について考察しました。
その結果,調べてきた広告の目的が,
? 商品を知ってもらうために,多くの人に見てもらえるような工夫をしたもの。そして,
? 商品を買ってもらうために,特定の人に対象を当てた広告
といった2つに大きく分類できることを自分自身で導き出したようです。
心を掴むために,どのような工夫がされているのか。これからその秘密について考えます。