皆さんこんにちは!
今年は遅めの梅雨明けとなり、やっと夏らしくなりましたね!
日々のコロナウイルス感染対策と、これからは熱中症対策もきちんと行っていきたい今日この頃???。
さて、前回は実験をテーマにしていたので、今回は実習にテーマを変えてお話ししようと思います!
栄養学科では3年生の後期から保健所?病院?給食施設に行き、実際に現場を学ぶ「臨地実習(りんちじっしゅう)」が行われます。
この経験を通して、【自分は管理栄養士になって、どこで活躍したいのかな?】と考えるきっかけの一つにもなるのです。
そして臨地実習に行くためには、3年生前期までの期間に様々な学内での実習授業に取り組み、知識?技術を得なくてはなりません。
その中から今回は「給食経営管理論実習」のご紹介をいたします!
「給食」と聞くとわくわくしますよね。
筆者である私も中学生まで学校給食を食べていましたが、毎月出る給食便りをみて一喜一憂していたのを覚えています。
その給食のメニューを考えているのが管理栄養士なのは皆さんご存じでしょうか?
利用者の身体状況や栄養状態、利用の状況などに応じてエネルギーおよび栄養素摂取量が適切な食事を考え、おいしく、かつ安全に提供するための知識が必要になります。
ところで、ここはどこだと思いますか?
正解は……「給食経営管理実習室」です!
飲食店でアルバイトをしたことがある方もいると思いますが、ここまで設備が充実した厨房はなかなか見かけませんよね。
管理栄養士として給食施設での仕事を学ぶため、栄養学科はこのような本物さながらの厨房があるのです。
ここで毎年、給食経営管理論実習を行い、実際に学生が提案したメニューを100食作り、大学の方々に提供しています。
今年度は感染症対策として、少数での対面授業に変更し、100食から30食に減らして実施しました。
まずはオリエンテーションとして、教員から大量調理についてのお話と、どのメニューを作成するかが話し合われました。
連日コロナウイルス感染者が増えていく中、対策をしっかりと行いながら栄養学科は少人数授業を行っています。
入り口ではアルコールで手指消毒を行っています。
そして、大学が行っている健康チェックの確認もかかせません。
本来は1つのテーブルに4人は座るはずでしたが、現在は2人に減らしています。
中庭につながる大きな窓も開けて、換気も十分です。
教員から、衛生チェックに関する話がされています。
学生は真剣に聞いているようですね。
2年生までは栄養学の知識の習得が基本でしたが、3年生になるとその知識の「実践」が授業の中心になります。
例年のように学生同士のコミュニケーションをとることが難しいので、他の実験?実習を含めた栄養学科全体で、引き続き試行錯誤が続いています???。
最近は「遠隔」、「リモート(remote)」、「ディスタンス(distance)」と、人と人とが離れていると感じる言葉が多いですね。
ですが、私たち栄養学科ではこのような時だからこそ、より学生と教員の関係を強くして一緒に乗り越えていきたいと思っています。
しばらくはまだ不安な日々が続きそうですが、自分の未来への気持ちや行動は前向きにしていきたいですね。
そして、教員はその気持ち?行動に常に寄り添っていきたいと思っています!