5月10日(金)のお昼休み
ラーニングコモンズに手作りロボットのロビくんがやってきました。
講師は、渡邉多恵子教授です。
ロビくんを一目見ようと、お昼休みにも関わらず、たくさんの学生や教職員が参加してロビくんと触れ合いました。
ロビくんに渡邉教授が優しく語りかけます。
「ロビくん。こんにちは。みんなにご挨拶して。」
「歩いて見せて。」
ロビくんは「OK!!」とかわいいお返事をして、歩き出します。
「さぁ、次は、ロビライド(ロビくん専用の乗り物)に乗るよ」
「OK!!」ロビくんは、用意されたロビライドに、ゆっくり片足ずつ乗り込みます。
ロビライドに乗って、ロビくんは、なんとダンスを披露してくれました。
動画でお届けできないのが残念ですが、軽快なリズムに合わせて踊ってくれました。
自己紹介もしてくれました。
「身長は34センチ。体重はリンゴ3個分くらいかな」ロビくんが答えます。
その他、ロビ音頭を踊ってくれたり、みんなで旗挙げゲームも楽しみました。
「赤挙げて!白挙げて!!赤下げないで白下げて???」
なんとロビくん、スクワットまで披露してくれました!!
そして、最後に私たちに絵本を読んで聞かせてくれました。
色々なことができるロビくんに、みんなびっくり!!
そして、そのかわいらしさにみんなで癒されました。
最後に渡邉教授から、「今後はロビくんから、学生さんへの課題を出してもらったり、高齢者施設を訪問し、ロビくんと一緒に身体を動かしたり、子どもとのコミュニケーションに活用していきたいと考えています。」というお話をいただきました。
近年、高度な医療技術を提供する医療用ロボットや高齢化社会に対応すべく介護用ロボットなど、様々な医療分野でロボット開発が期待されています。
厚生労働省と経済産業省では、自立支援による高齢者の生活の質の維持?向上と介護者の負担軽減の両方の実現を図るため、「ロボット技術の介護利用における重点分野」を新たに改訂するなど、ロボット開発を推進しています。
まだまだ、一般的な普及には時間がかかりそうですが、人間とロボットのお互いの強みを生かしあい、医療や介護を必要とする人々への幅広い支援に繋がるとよいですね。
今回のラーニングコモンズ イベント企画では、そんなロボットとの生活について考える有意義な時間となりました。
渡邉多恵子先生 ありがとうございました。