前回の栄養学科ブログで紹介しました「栄養学科臨地実習報告会 ポスター発表の部」に引き続き、2月15日(金)に口頭発表の部が開催されました。
口頭発表の部では病院の臨地実習がテーマとなり、「急性期?がん治療における管理栄養士の役割」、「糖尿病の栄養管理?栄養食事指導」、「各疾病に対する栄養管理?栄養食事指導」、「チーム医療?病院給食管理の実際」という4つのセッションで、合計35グループの発表が行われました。
会場には実際に臨地実習でお世話になった先生方をお招きし、発表内容や発表テクニック、今後医療人として活躍するうえでの心構えなど、大変有意義なご講評をいただきました。
会場にはたくさんの後輩達の姿がみられ、真剣に発表を聞いていました!
廊下にはポスター発表の部の優秀ポスターがズラリ。
同級生の発表を聞く3年生。お互いに学んだことを深め合う良い機会です。
堂々と発表する演者と、それを見守る3人の次演者。
質疑応答の時間が設けられ、会場を多くの質問が飛び交っていました!
最後に学科長の桑原先生にご講評をいただき、口頭発表の部も無事終了しました!
発表者の皆さん、ポスター発表に口頭発表と、2日間にわたり本当にお疲れ様でした。
数週間におよぶ臨地実習を、数分間の限られた発表時間でまとめることは容易ではなく、大変苦労されたのではないかと思います。
もちろん、大事なのは臨地実習を終えることだけではありません。
自分達が学び、経験したことを報告することはとても意義があるのです。
実習期間中は目まぐるしく時間が過ぎ、毎日が目の前のことで精一杯だったかもしれません。
しかし、発表媒体を作成していく過程で自分達の臨地実習を振り返り、「こういうことだったのか」、「これが重要だったのか」という再確認ができただけでなく、報告会を通して実習先で学んだことを共有し、臨床現場の仕事について、より理解を深めることができたのではないでしょうか。
管理栄養士の仕事は、保健所および保健センター、学校、高齢者施設、病院など多岐にわたるため、4年間の学生生活の中で、たくさんの選択肢から自分のやりたいことを探していかなければなりません。
学生の皆さんにとって、臨地実習が将来の仕事を考える有意義な時間の1つとなることを願っております。