3年前期の必修科目である栄養教育論実習Ⅱの「個別の栄養教育」についてご紹介します。
管理栄養士の仕事は、献立作成や栄養価計算だけではなく、食事について悩んでいる方や、食習慣を変える必要がある方へ教育を行うことも大事な仕事の1つなのです。
栄養教育論実習Ⅱでは、学習者(対象者)として模擬患者経験者の方にご協力いただき、
「個別の栄養教育」を学習します。
↑学生手作りの教材をお見せしながら、栄養教育を行っています。
↑みんなに見学されながらの独り舞台!ドキドキ。
栄養教育は、〝栄養の専門家″として学習者に正しい情報を伝えることが大原則となります。そのため、日々の授業や自己学習がとても大切になるのです。
この実習では「カウンセリングの技法」を使いながら、学習者の知識や意欲といった準備状況に合わせながら進めていきます。
学習者とよい関係を築くためには、座る位置?目線?傾聴など…たくさんの技法があります。
「個別の栄養教育」を学習するためには友達同士で練習をすることも大切ですが、模擬患者経験者の方に協力いただいて実践をすることは、将来管理栄養士として働くうえで、とても貴重な体験になるでしょう。