こんにちは。
実験実習を覗いてみようシリーズも5回目です。
今回は3年前期に行う給食経営管理論実習についてご紹介します?
みなさんは給食と聞くと、どんなことを思い浮かべますか?
私は、毎日の給食が大好きで今でも同級生と、このメニュー美味しかったよね、と
会話になるほどの大切な思い出の1つです。
給食経営管理論実習は、誰もが一度は食べたことのある給食を120食作る実習です。
給食を作るといっても、クラス全員で一丸となって献立作成や調理作業計画から始まりますので、管理栄養士としての知識?技術はもちろん、チームワークやコミュニケーションも必要となります。
では、今回の実習班のメニューを見てみましょう。
?今日のメニュー~?
●うなぎちらし
●鶏の竜田揚げ
●お吸い物
●レモンゼリー
今回は、行事食を担当する班でした。
『土用の丑の日』を取り上げてそれにちなんだウナギを使用したメニューを考案したようですね。私も美味しくいただきました?彩りもよく、竜田揚げはカラッと揚がっていて、レモンゼリーは夏らしいさわやかな味でした。
このメニューが出来上がるまでの厨房の様子を見てみましょう?
↑主に加熱調理を行う厨房です。計画に沿って分担作業をしています。
給食実習室は、調味料を計量する部屋、野菜を切るなどの下処理をする部屋、揚げ物や炒め物をする加熱室に分けられています。食中毒発生や異物混入を防ぐために、白衣?マスク?帽子を身に着けることがこの厨房内でのルールです。
↑1人分ずつ盛り付けています。大量の食材と大きな器具を扱うので体力勝負!
↑お客様へ提供している様子です。出来立てを美味しく召し上がっていただけますように。
授業内では、リーフレットも学生が作成してお客様に配布しています。
考案したメニュー、使用している食材の紹介や、ちょっとした豆知識など
3年間で学んだ知識をお客様へご披露することができるチャンスの場でもあります。
管理栄養士として働くためには、旬の食材や日本の行事の知識も必要不可欠なのです!
↑学生が作成したリーフレット