5月14日(月)から2週間、看護学科の4年生が、看護学実習の最終段階として、各自の課題を補充、強化、発展させるために、希望領域での看護実践を行いました。
6月1日(金)に、その実習成果を発表する「全体発表会」が開催されました。
発表会には、たくさんのご来賓の方にいらしていただき、貴重なご講評をいただきました。
発表会の企画運営も、すべて学生さんが行いました。緊張の面持ちで司会を務める学生さん
学科長からのご挨拶
学生さんも真剣そのものです
トップバッターは、「成人看護領域(回復期)」
在宅に復帰していくにあたり、多職種連携の大切さと看護師の役割に関する学びが発表されました。
学生からの質問に応答する学生???
「成人看護領域(緩和)」
実際に病棟で関わらせていただいた方のスピリチュアルペインに関する学びが発表されました。
「基礎看護領域」
患者さんに寄り添うとはどういうことか?
「看護師になって複数受け持ちになったときに、寄り添った看護を実践するためにはどうしたらよいのか?」学生さんたちが真剣に悩み考えた学びが発表されました。
「母性看護領域」
助産院やジョイセフにおける実習の学びと、学生さんたちが実際に企画運営した「ピア?エデュケーション(性教育)」と「母親学級」の学びが発表されました。
「小児看護領域」
NICUから障がい児看護と様々な施設で実習を行い、それぞれの学びを発達を促す看護、親力を促進する看護、子どもと家族を支える多職種連携という3つの視点からまとめて発表しました。
「老年看護領域」
老年看護領域では、認知症を持つ方への関わりの中で、その方が現在まで生きてきた生活背景を理解し、役割をもって生活していけるように支援する看護の大切さなどについて発表されました。
「在宅看護領域」
地域包括ケアシステム~看護の役割と継続性~というテーマで発表がなされました。
「精神看護領域」
患者さんの個別性にあった関係構築に関すること、退院に向けた援助、自己決定に関する支援についての学びが発表されました。
本当に多くの学びを共有することができました。
大変お忙しい中、ご指導を賜りました実習施設の皆様、本当にありがとうございました。
学生一人ひとりがこの実習で、自らの看護観を深めることができたと思います。
卒業まで、あと9か月???
4年間の集大成である卒業論文と、国家試験が待っています。
頑張れ、4年生。いつも応援しています。