歴史学科では、卒業要件として4年次生に卒業論文を課しています。
12月に卒業論文を提出し、1月20日の口頭試問を経て、同21日、卒業研究報告会が開催されました。
各ゼミから1名の代表者が、自身の研究内容を報告。
次年度に卒業論文を執筆予定の3年次生はもとより、1、2年次生も多数参加しました。
開会に先立って、遠藤ゆり子准教授の挨拶。
そののち、各報告者による卒業論文の内容紹介。
①伊奈 友瀬君「宇多天皇譲位後の政治的権威」(研究指導 鈴木准教授)
②岩田 芽依さん「中近世における秩父妙見信仰の展開」(研究指導 遠藤准教授)
③河﨑 直輝君「沖縄決戦 第三十二軍と沖縄県民」(研究指導 森田教授)
④齋藤 龍君「大銭から見る日本海交易の可能性」(研究指導 三宅教授)
⑤清水 昭広君「近世武家社会における賄賂と贈答儀礼」(研究指導 田中准教授)
⑥堀川 南海君「三国時代における孫呉の一族及び家臣団からみる滅亡の要因」(研究指導 村松教授)
各ゼミの代表者だけに、興味深い報告がつづきます。
最後に三宅歴史学科長からの講評。
これから卒業論文を執筆する学生に向けて、
「これが淑徳スタンダードである。このレベルを超える論文を執筆してください」との激励で会を締めくくりました。
4年次生にとっては、卒業式前最後の公式行事。
歴史学研究の集大成を残して、卒業式をむかえます。