七月五日に板橋区立公文書館でのフィールドワークがありました。
公文書とは区役所で色々な仕事を行った際に作成された書類のことで、決められた期限大切に保存され、保存しておかなければならない期間が終了すると、役目を終えた公文書は捨てられますがこの中で板橋区がどんな事業をしたのか、区民の皆さんの暮らしにどのように関わったのかを明らかにする公文書については、区民全体の財産として永久に保存されます。
板橋区立公文書館は、こうした歴史的価値のある公文書と、公文書以外に統計?報告書などの行政資料、板橋区史編さん課程で収集した資料(複写物)、写真、地図などを保存?公開している施設です。
今回の見学を通じて、現物を保存し、その現物を参照することで未来の行政活動に役立てることができるという、公文書が現在まで残される必要性について学べました。
通常、史料と思われていないものでもいかに史料として活用できるのか、歴史を学んでいく上で必要とされる新たな知識を身につけられたので良かったです。