板橋クリーン作戦ごみ拾い選手権って何?という方もいるのではないかと思います。そこで、簡単にご説明させていただきます。
ルールはこちら。
?制限時間は60分!
?ごみを拾う範囲は指定なし!
?ごみは配布された6種類のごみ袋に分別!
(燃えるごみ?燃えないごみ?たばこ?ビン?カン?ペットボトル)
?ポイント制で順位が決まります。燃えるごみと燃えないごみは重さ、空き缶とビン、ペットボトル、たばこは本数でポイントに換算します。
また、禁止された行為はこちら。
?走る!
?民家の敷地に入る。
?メンバーがバラバラでの行動。
?粗大ごみ(30cm以上のもの)。拾ってもポイントになりません。
?ごみ箱からごみを拾ってくる。
?ごみをその場でつくったり、持ってくる。
?ごみに水を吸わせて、かさを増す。
各チームに審判が1人つくので、困ったときは相談できます。
淑徳大学からも、私を含めて4人の学生が参加しました。
全7チームで行われた選手権は、家族で参加するチームもいれば、小学生グループもあり、幅広い年代がみられました。
ごみ拾いの中でも、宝探しの気分も味わえるものもありました。道のどこかにスタッフが隠した特別なモノもあり、それを見つけると特別賞がもらえるとか...。私たちが見つけられることはないだろうと思っていました。その時までは。
ふと立ち寄った公園で、ごみがないかと探そうとしたときでした。「板橋区のシールが貼られた250mlのペットボトル」。見つけました。特別賞。メンバーもこの広い範囲で見つかるはずがないと思っていたので、この日一番の喜びになりました。
終了時間5分前に戻りましたが、私たちが一番乗りでした。拾ったタバコや空き缶、ペットボトル、ビンの数を数えている間に続々と皆が帰ってきました。周りのチームのゴミの数を見て驚きました。どこにそんなごみがあったのかと思うほどの量。私たちが歩いてきた道がよほど綺麗だったのだと気づかされました。
結果発表。7組中.....7位。最下位でした。表彰は全チーム行われたので、参加者に優しい選手権だと感じました。結果は残念でしたが、自分たちより幼い子どもたちが笑顔で表彰を受けている姿を見て微笑ましく思いました。
この記事を読んだ方、ぜひ来年「板橋クリーン作戦ごみ拾い選手権」に参加してみませんか?
人文学部表現学科 3年 山田 果奈