11月27日、天気は心地よい晴天だ。みなとみらい線の日本大通り駅から改札口を出てすぐの広間にクラスの皆が集合していた。2限の講義を受けていた私以下数名は、電車の乗り継ぎを経て、ギリギリの到着だ。数分後、本フィールドワークを担当する三宅教授が到着した。全員に本日の日程を軽く説明し、フィールドワークの始まりを告げる。
まず向かったのは、横浜ユーラシア文化館だ。文化館内では、学芸員の方による、丁寧かつ非常に興味深いご説明を拝聴した。館内の展示物は、アジアからヨーロッパにいたる広大な地域の歴史を物語っている。
横浜ユーラシア文化館を後にし、ここからは班別のフィールドワークとなる。横浜で有名な中華街での実習であるが、中華街は観光地というだけでなく、歴史的な面もある。中国の都を模している様な街割りや、中国風水にもとづいた門などがある。関帝廟や媽祖廟など各班自ら定めた課題の為、楽しくも熱心にフィールドワークを行う。
1~2時間程の実習を終え、家路についた皆は課題にいそしんだ。