11月7日(土)、埼玉県八潮市の小学5,6年生が淑徳大学東京キャンパスを訪問し、大学体験をしました。
「八潮こども夢大学」と銘打って、小学生に大学体験をしてもらう試みで、八潮市教育委員会が主催している事業の一環です。
当日は人文学部歴史学科の考古学研究会と教職サークル「師道塾」がその運営を担当しました。
開校式では、宇佐美人文学部長、児童代表の挨拶と続き、三宅俊彦教授から、この日の課題である「拓本作り」についての説明。
続いて教職サークルの学生が縄文時代についての解説。「縄文人の平均寿命は何歳くらい?」など、簡単なクイズ形式で理解を深めます。
次にいよいよ拓本作りに挑戦です。中国の古銭や縄文土器を素材にして、学生が実際に拓本作りの手本を見せながら、一緒に作業を進めていきます。和やかな雰囲気のなかでも、小学生の皆さんの表情は真剣そのもの。
約1時間ほどで拓本作りは終了。
閉校式では参加してくれた小学生のみなさんに、今日の感想をインタビュー。「拓本作りには、簡単なところと難しいところがあった」や「実際の縄文土器に触れることができて楽しかった」などの声があがりました。続いて児童代表の挨拶。
最後に八潮市の小学生の皆さん、保護者?教育委員会の方々、学生がそろって記念写真を撮り、当日の日程を終えました。
この日をむかえるにあたって、学生たちは3週間前から準備?リハーサルを重ねてきました。
考古学を専門に学ぶ学生にとっても、将来教職を目指す学生にとっても、「八潮こども夢大学」は、自らの知識や教授技術を再確認するうえで貴重な機会となったようです。
来学していただいた八潮市の皆さん、ありがとうございました。次回を楽しみにしています!