1年次生を対象としている「クラスアワー」の授業では、高校と大学との接続教育の視点から、さまざまな取り組みをしています。
歴史学科では昨年に引き続き、このクラスアワーの時間をつかって「新書POP大賞2015」を実施しました。
まずは各自2冊の新書を選んだ上で、どちらか1冊の新書について、書店などでよく見かける「POP広告」を作成。
そのPOP広告に基づいて、グループ内でプレゼンテーションを実施しました。
学生が選択した新書には、『武士の家計簿』(新潮新書)や『新撰組』(中公新書)など、歴史学を学ぶ上で必読書ともいうべきものが数多く出揃っています。
1冊の新書を学生全員で精読することも大切ですが、このように他の学生がどのような本を読んでいるのか、その内容をプレゼンしてもらうことで自身の視野が広がるはず。
グループ内でのプレゼンの次は、グループ代表者による全体プレゼンへ。
各グループからはプレゼン代表者とともに、その代表者をサポートする学生に前に出てきてもらい、代表者のプレゼンのどこが良かったのかを報告してもらいました。
最後に投票によってPOP大賞が決定。以下の写真は投票の結果、受賞が決まった学生です。
「本を読む」ということは、大学生にとって欠かすことのできない知的作業ですが、このクラスアワーの時間をとおして、インプットだけでなくアウトプットする能力も養って欲しいと考えています。