歴史学科ではフィールドワークを重視していますが、今回はその
歴史文化サークルの有志が中心となって、6月27日に井伊直弼
暗殺の現場を歩いてきました。
まずは駅で待ち合わせ。ここではフィールドワークの前に、森田
教授から資料の配付とその説明。
ただ現地を訪れるのではなく、事前の学びを大切にしています。
史料を確認し、当日の学びを文字で確認したら、さっそく現場へ。
井伊直弼の屋敷跡まで駅から徒歩10分。今は「憲政記念館」と
なっている場所を経て、直弼が暗殺当日に屋敷を出た門へと移動。
直弼の屋敷と桜田門が意外と近くて驚きです。
こうしたこともフィールドワークならではの体験。
当時は雪の中、この現場が血に染まりました。
1860年の桜田門外の変から、10年を経ずに倒幕から新政府樹立へと
歴史は大きく変動します。
文字史料だけではなく、実際の現場へ。
歴史学科の現場主義がここにあります。