研究テーマは大好きな歴史と油絵の融合
小学生の頃から歴史上の人物の伝記を多く読み、歴史をテーマにしたゲームにも親しんでいたことから、自然と歴史という学問に興味を持つようになりました。それから高校3年生になるまで歴史を学びたいという気持ちは変わらず、歴史学を広く学べる淑徳大学の歴史学科を選びました。
具体的な研究テーマが決まったのは3年次の「日本美術史」の授業の履修がきっかけです。自分が小さいころから趣味で取り組んできた油絵を美術史の視点から考察してみたいと思ったのです。そこで、江戸時代中期から明治時代にかけての油絵の変遷について研究することに決めました。
淑徳大学の歴史学科ではまだ美術史を研究した人はいなかったのですが、いつも身近で気にかけてくれる先生方にすぐに相談することができるので、心強く感じています。そして、学生の意欲を尊重し、常に学ぶ環境を整えてくれるところも淑徳大学のよさだと思っています。
淑徳大学の魅力を伝えるアドミッションスタッフにも挑戦
大学を選ぶ際には、歴史学が学べるさまざまな大学のオープンキャンバスに足を運びましたが、一番魅力的に感じたのが淑徳大学でした。案内してくれた学生スタッフがとても親切で、大学全体が明るく活気にあふれていました。
入学してから、このオープンキャンパスを運営していたのが「アドミッションスタッフ」に所属する学生たちだったことを知り、私も淑徳大学の魅力を多くの人に伝えたいと思い、活動に参加するようになりました。
アドミッションスタッフはオープンキャンパスの開催に向けた事前準備や打合せ、設営はもちろん、当日の来校者の案内まで、職員の力も借りつつ、全て中心となって行っています。最初は、全体を把握してきびきびと動く先輩方の姿にただ圧倒されるばかりでしたが、2年次の秋に65名のスタッフをまとめる統括という大役を任されると、どうしたらみんなを上手にまとめることができるのかを模索するようになりました。
私が心がけたのは、あいさつや声掛けなどスタッフに実践してもらいたいことを自ら率先して行うことです。するとみんなが自然とついてきてくれるようになり、65人がそれぞれの持ち場で力を発揮してくれました。
統括として最後のオープンキャンパスでは、開催中に落雷で全館停電してしまうというハプニングがあったのですが、安全確保、来校者の誘導などを臨機応変に指示し、対応することができました。来校者の方に行き届いた気配りを感謝され、お褒めの言葉をいただくたび、信じて一生懸命取り組んできたことが間違いではなかったという自信がつきました。
淑徳大学は私にとって自分が自分らしくいられる大切な場所です。美術についても興味を深め、もっと自分の可能性を広げていきたいと思っています。